わかりやすく読める髪の毛再生ブログ
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番外記事

オリジナル:http://blog.livedoor.jp/skarloey1970_kodomo/
今回は、ブログの主題と無関係ではありますが、とても正気の沙汰とは思えない丸子実業高校の暴挙を少しでも多くの皆様に知っていただきたく、期間限定で本ブログに掲載させていただきたく存じます。共感していただけた方は、本記事の下にあるPDFファイルを印刷して、署名活動にご協力ください。よろしくお願いいたします。
以下、本文です。

今回ご紹介するいじめ事例(記事原文は、今回は長いので、広告リンクのあとに記します)においては、警察の動きのまずさも学校の隠蔽体質も問題ですが、特に採りあげたいのがいじめがおきた現場である部活動(バレーボール部)がいけしゃあしゃあと活動を続けているという事実。ホント、「テメェらの血は何色だ!?」と言いたくなります。

(余談:実は筆者はおととい財布入りのセカンドバッグを落としたにもかかわらず、そのセカンドバッグを麻布警察から無傷で返してもらいました。本記事を書くのは警察への恩を仇で返すことにもなりかねないと考えたのですが、まあ違う地域の警察(たぶん長野警察)だし、問題は問題なので、あえて掲載に踏み切りました)

彼らは、スポーツを通じて、何を教える(教わっている)のでしょうか。少なくとも、筆者の目には、彼らはスポーツマンにはとても思えません。今後、下記の記事の学校がスポーツニュースなどで取り上げられた時には、「ああ、あの、命の重さがわかってない部活ね」ぐらいにしか思わないでしょう。今回の事件の重さをわかってはいても純粋にスポーツが好きで部活動に参加し続けている「マシな」部員はどのぐらいいるのでしょうか。

出典:http://news.livedoor.com/article/detail/3141560/

社会はどこまで狂うのか・・・自殺した生徒遺族に加害者が慰謝料の請求

【PJ 2007年04月28日】− 昨年から「いじめ」による自殺が止まらない。そんな中、一昨年(2005年)12月に自殺した、長野県立丸子修学館高校(当時は丸子実業高校)の高山裕太君(当時16歳)の遺族が、いじめの加害者とされるバレーボール部員らから3000万円もの損害賠償を求められている。

 いじめられた側がいじめた側に慰謝料を求めるのなら、子どもの命を金銭であがなうことはできないながらもまだ話はわかる。しかし、なぜ、自殺した生徒の遺族が加害者から訴えられるのだろうか? この事件について考えてみたいと思う。

高山裕太君が自殺するまでの経緯・・・
 05年4月。裕太君は、将来工学関係の仕事を希望し、またバレーボール部での活躍を夢見て長野県立丸子実業高校(現 丸子修学館高校)建設工業科に入学した。この高校のバレーボール部は、全国大会出場の実績を持つ屈指の強豪である。しかし実は、内部では以前からいじめは数多く行われていた。むろん裕太君は、そのようなことは知る由もなく、期待に胸を膨らませて入学した。

 当時、裕太君は変声期とともに発症した喉の病気により、かすれ声でうまく話すことができず病院に通院していた。中学の時にはそのことでからかわれることはなかった。

 ところが高校に入ってからは、それがきっかけでバレー部員の先輩からのいじめが始まった。声の物まねなどを何回もずっとされて、裕太君はとても苦痛を感じていたという。バレー部員先輩からのハンガーで強く殴られる暴力も受けていた。同バレー部では、以前はもっとひどい体罰なども行われていたという噂もある。伝統のいじめ、の一環だったのだろうか。

 夏休みも終わる8月30日、裕太君は学校に向かうといって家を出て、不登校のまま家出した。学校では、家出の報に対し「友達の家に居るんでしょう」と笑い、裕太君の捜索に協力的でなかった。そこで母親が駅に頼み、改札の監視用のビデオによって裕太君の姿を確認して、裕太君が新幹線に乗ったことを突き止め、家出だと確認を取った。母親はその後、捜索のためのチラシを作成して上京、上野警察署などに捜索の依頼をし、それが奏功して家出後7日目に上野署により裕太君は保護された。

 このときに、非常に残念なことがあった。それは、警察の動きである。警察は以前に母親のトラブル相談を受け、母親を精神異常者だと信じていた。裕太君家出の捜索願を受けた警察は、そういう家庭に育った裕太君が家出をしたのだから母親の精神異常が原因だろうと勝手に決め付ける。そうして、学校との連絡を取る際に、学校が責任を感じる必要はないというようなニュアンスを強くにおわせたという。

 そのため、裕太君が無事に帰宅した後、この家出の理由と再発防止策・登校について、裕太君の保護者と学校は対立関係になった。裕太君の母親が「学校でいじめがあるため、裕太君はそれを回避するための家出をしたのだ」と主張したのに対し、学校は「家出の原因はいじめではなくお母さんが原因だし、学校ではいじめの事実はない」といじめを否定。さらにその後の学校の動きは母親には知らせられなかった。このため、裕太君は、二学期は不登校状態になった。

 この後、警察がバレー部生徒から事情を聞く機会があったが、その際には生徒全員がいじめをしたことを認めたという。しかし、そのことは裕太君にも保護者にも秘密にされた。

 そして学校は裕太君には「このままでは留年するから出席するように」と、登校を促してきた。いじめられて登校できないという状態にふたをして、単なる不登校として扱っていることを示したのだ。それに裕太君側があいまいに合意したため、以降は登校しないのは約束違反だと責め立てられ、そうして12月5日には夕方5時より6時間ものあいだ登校を強要され精神的に追い詰められて、裕太君は深夜に自殺を決行してしまった。

なぜここまで話がこじれたのか・・・?
《その1:警察》
 裕太君の母親は、3年前まで夫から配偶者暴力を受けており、警察に相談したことがあった。3年前当時、警察は相談に訪れた高山さんに措置入院が必要ではないかと疑い、それで病院に連れて行った。しかし、病院が措置入院の必要はないと診断した、にもかかわらず、警察は高山さんに対する考え方を改めなかった。

 そういうことがあったから、裕太君家出の捜索願を出したいという母親を、警察は門前払いしていた。そして「母親の主張は聞くに価しない」という主旨の連絡を関係各所に行っていたということだ。

 警察も一般の方も知らないであろうことだが、男性に危害を加えられる女性は、相手が配偶者である場合にこそ、死の危険を感じることが多い。これは同性同士のケンカや親子での諍い・赤の他人では決して感じられないことだ。例えは悪いが、男性なら例えば、本気で怒っているプロレスラーと組み合ってケンカすることの恐怖・・・に近いものがあるのだ。

 そんななかで高山さんが半狂乱になって助けを求めたとしても、何の不思議もない。むしろ、冷静に相談に来ることが無理な状況だろう。配偶者の暴力がそれほどまでに恐ろしいことを知らなかった、警察官の対応の不適切さと記録の残し方や次の件へのつなげ方に母親への蔑視が感じられて、記者はとても不愉快であった。しかし何より、警察が適切な対応をしていればひとりの若い命が救われたかもしれないことを考えると、市民を守るための警察の責任はどうなったのかと怒りがこみ上げてくる。

《その2:学校》
 学校がいじめを隠す体質についてはこれまでも頻繁に指摘されているが、高山君の場合も例外ではなかった。そもそも学校においては、校長が代表者であり、校長の適格性は各種の数字で表される。進学率、国立大学に進学した人数、退学者率、学費の納入率・・・そしてそれらと並んで大事なのが、いじめの件数が少ないことだ。このため、学校はどこも一様に、いじめの件数については過少申告する傾向がある。

 そこに警察から「学校が責任を感じる必要はない」というアドバイスをもらったら学校はどうするか・・・? 『それならいじめと見なさなければよい』と考えることは決して不自然ではない。こうして、この事件でも学校はいじめの事実を隠すことになる。

 こうして学校が暴走を始めてしまえば、教育委員会もそれに従うことになる。教育委員会の委員は、校長よりは役職の格が低いし、年齢も大抵は10歳ほど若い。加えて自分の委員会の配下でいじめが行われた件数を気にしているのだ。学校社会全体がその質を数字だけで評価されることが、学校の本質につながっていると言っても過言ではない。

事件の流れからわかること
 この流れをていねいに読む限り、裕太君はいじめを非常に苦にしていたと推測される。記者が第1に注目するのは、家出をした日付が8月30日であることだ。8月の末といえば、2学期が始まるか夏休みの最後の時期だ。

 この時期に問題行動を起こすのは、これから始まる2学期から逃げようとする回避行動である場合が多い。なお逆に夏休みに入ったとたんに家出をしたりすると、それは家庭がくつろげない場所であるからだということが多い。これは心情的にも素人にも大いに理解できることであろう。

 第2に注目するのは、裕太君が自殺した前日に、学校の教頭と担任・教育委員会からの家庭訪問があり、数時間にわたり説得をしていたことだ。

 裕太君側では、登校をできない理由について、精神的な治療の専門医の診断書を3回も提出している。言い換えれば、何度診断書を提出しても、じゅうぶんに配慮されずにきたということだ。

 最後の診断書は11月6日(自殺の一ヶ月前)に書かれた。内容はこうだ。「病名 神経衰弱常態。本年8月30日、学校生活のストレスから家出等の行動があり発声困難・不安・めまい・腹部不快・顔面痛の身体症状と共に希死念慮も出現していた。このため現在 当院通院加療中であるが、現在も精神症状は動揺傾向にあり、学業に服することが困難な状況である。よって当面の間、休学と加療継続を要すると診断する」。

 このような診断書があるにもかかわらず登校を強要して、その夜のうちに自殺したとすれば、その原因が登校の強要でなくてなんだろうか? しかも、数時間にわたる話し合い。ひとつのことを執拗に数時間にわたって強要され続ける辛さは、味わったことのある人にしかわからないのかもしれない。

 しかし、ニュースで冤罪事件が報道されるたびに警察が指摘されるように、何時間にもわたってひとつのことについて質問され、ひとつの考え方を強要される苦痛があると、強要されている側は、もう本題についてはどうでもよくなりその場を逃れたくなる。そのため、いい加減な返事をしても場を終わらせてしまいがちだ。こんな大事なことがなぜどうでも良くなるのか? という謎については、記者は「実際に体験してみてください」と答えることしかできない。

 以上に指摘したように、裕太君は登校すら回避するほどにいじめを苦にしていた。特に、前日の数時間にわたる説得(裕太君にとっては強要)が自殺を招いたことは、議論の余地もなく明らかなように思える。それなのに、一方のいじめた側は、それはいじめではないと主張する。

 おそらく、このバレーボール部の伝統の中で見れば、「この程度の行動はいじめには当たらない」というように見えたのだろう。しかし、いじめのような暴力的行為は、加害者によって定義されるものではない。そんなことをしていれば、階級制度も男尊女卑も奴隷制度も殺人も、何一つ暴力ではなくなってしまうのではなかろうか? 大事なのは、「いじめていない」という確信よりも、「いじめられていない」という確信なのではないだろうか? 記者はそう考える。

 そして何よりも、学校やバレーボール部員たちが加害者に見えるのは、一人の仲間の死に対し、「私たちにも非があったかもしれない」と振り返る姿勢を一切見せないことだ。 私たちは、知人の死にすら、「もしこんなことができたらあの人は死ななかったのではなかろうか」「こうしてあげればよかった、そうすればあの人は死ななかったかもしれない・・・」という後悔と自責の念を持つことが多い。それが人情というものではなかろうか。

 人情の片鱗をも見せなかったことで、丸子実業高校(現 丸子修学館高校)は図らずも自分が責任逃れをしている様子を暴露してしまったといえる。

逆告訴
 現在、高山裕太君の母親は弁護団とともに、県教委や高校・直接いじめを行った生徒らを相手に刑事訴訟と民事訴訟を起こしている。また、校長が殺人罪と名誉毀損で告発され、現在検察庁に書類送検されている。

 その一方で、裕太君の母親はバレー部の顧問教師と部員ら約30人から、慰謝料を求める民事訴訟を受けている。この、双方が相手に責任があると主張して並行して裁判が進行している状況を、逆告訴と呼んでいる。

(注:遺族からの訴訟の被告と遺族への訴訟の原告は厳密にいえば同じ団体ではない。両方に共通しているのはごく一部だけである。しかし、遺族はいじめを行った主体者とその責任者を告訴しているのであるから、実質的には逆訴訟となっているといえる。)

 一般的に考えれば、遺族からの刑事訴訟と民事訴訟において、原告である遺族が敗訴してからのみ、逆告訴は可能だろう。それが、なぜ、同時並行で行われるのか?

 逆告訴に踏み切ったバレー部員らの代理人である神田栄子弁護士は記者の取材に対し、「この事件が、いじめが原因であるようにマスコミによって言われてしまったことからマスコミに不信感を抱いているので、ノーコメントとする」と回答した。したがって、さまざまな疑問に関しては推測するしかない。

 いちばん容易に想像できる答えは、このバレー部が全国屈指の強豪であることだ。今年も、丸子実業高校は全国大会に出場しており、3回戦まで進出している。この出場権をむざむざ捨てたくない、という思いが逆告訴に踏み切らせたと考えるのは、ごく自然な成り行きだろう。

 「訴えられて判決を待つばかりでは、バレー部は出場を辞退して当然と言う世論が高まる。そこで、その告訴内容が不当だと逆に訴えることで、現在係争中でありどちらが悪いかわからない状態を作る。そうすれば出場することができる・・・」このような発想でなければ、同時並行的に逆告訴が行われている状況・全国大会の出場を辞退しない状況は説明できない。

 今年も、丸子実業高校は全国大会に出場し、何回かの試合を勝った。しかし、この勝利に果たして喜びはあったのだろうか? むしろ、このような悲惨な事件を起こしさえしなければ、悔いなく練習に打ち込んでもっとよい成績を残せたかもしれないのではないか? 否、もし成績が残せなくても、貴重な高校生活で人格を陶冶することの方が重要だったのではなかろうか?

 この大会に出場した選手らの胸中は、記者には想像ができない。【了】

■関連情報
◆次回公判予定 (第82号 損害賠償請求事件)
開催日時: 2007年05月31日 16時〜17時
開催場所: 長野県  長野地方裁判所(http://www.courts.go.jp/nagano/)

◆現在行っている活動(署名など)
ブログによる広報活動(http://blog.livedoor.jp/yutatakayama/)
署名・・・ネットで署名用紙PDFを配布しております。(送付先は用紙に記載あり)
(http://izime.jp/takayama_yuta_san_shomei.pdf)
街頭配布用のチラシPDF(http://www2.plala.or.jp/takayamakaoru/gaitouhaihuyousi1.pdf)

◆丸子修学館高校に関するブログ(http://www.nagano-c.ed.jp/marukohs/)